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宇宙開発は国家からベンチャーの時代へ移り変わりつつある。 注目の高まっている宇宙開発関連だが、12月1日にANAホールディングスとエイチ・アイ・エスが、宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペースに出資、資本提携したと発表した。

出資額はHISが3000万円で、ANAHDが2040万円になったと言う。PDエアロスペースは宇宙旅行などの商業運航を2023年12月に始めることを目指している。

PDエアロスペース

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PDエアロスペースは愛知県名古屋市に本社を置く。宇宙機の開発など行うベンチャー企業だ。PDエアロスペースは低コストで利便性の高い宇宙機の運航を目指している。すでに単一のエンジンで宇宙に到達するのに必要なジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えられる次世代エンジンを開発している。

今回の出資を受けて、2023年12月の商業運航開始を目指している、ANAは旅客機運航の知見を生かした宇宙機のオペレーション、エイチ・アイ・エスは宇宙旅行の販売などで連携する方針だ。

ロボット月面探査レース

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ロボット月面探査レースは月面にロボット探査機を着陸させて走行させ、画像を地球に送る競技だ。ロボット月面探査レースにKDDIとispaceが共同で参加する見込み。KDDIとispaceは2016年8月29日に、米グーグル主催のロボット月面探査レースに参戦するフライトモデルを公開した。

重量を約4キログラムまで抑制した4輪ローバーで、KDDIは通信技術を支援しる形となっている。ローバーは2本の通信用アンテナを搭載しており、短距離で高速な2.4ギガヘルツの電波と、長距離に届く900メガヘルツの電波に対応しており、途切れにくくしている。2017年1月までに実機を製造し、17年内に月面に打ち上げる予定だ。

KDDIは、ispaceが運営する日本チーム「HAKUTO(ハクト)」の通信技術を支援している。月面への打ち上げには1キログラム当たり約1億2000万円かかる。このためモデルには炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの軽量素材を採用している。従来の試作品の約7キログラムから大幅に軽量化し、月への打ち上げ費用の抑制にも成功した。宇宙空間での振動や熱、放射線などに耐える性能も備えた。

JALやスズキも「ハクト」を支援

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日本航空はispaceとコーポレートパートナー契約を締結し、同社が運営する民間月面探査チーム「HAKUTO(ハクト)」を支援している。ispaceは、米グーグルがスポンサーとなっている国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」に参加しており、月面探査機「ローバー=写真」を開発している。JALは航空機の整備技術を提供するなど、ハクトを支援し、世界初の民間による月面探査を目指す。

そのほかにもスズキは2016年7月5日、米グーグル主催のロボット月面探査レースに参戦する日本チーム「HAKUTO」に技術支援すると発表した。パウダー状の砂で覆われた月面をスリップせずに走破する技術や軽量化技術を提供している。

本命の宇宙開発関連銘柄

株式市場に数ある宇宙開発関連銘柄の中から本命だと思うものを紹介する。

【6709】明星電気


明星電気は、衛星に搭載するモニタカメラやさまざまな観測機器などで実績が多くあり、14年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」にも同社の観測機器3基が搭載されている、いわば宇宙関連銘柄の代表格だ。今年5月に発表した、19年3月期に売上高100億円、営業利益7億円を目指す中期経営計画でも小型衛星市場への進出やロケットアビオニクスの事業拡大などが盛り込まれている。このことから宇宙関連銘柄の本命と考える。

注目の宇宙開発関連銘柄

【3004】神栄


神栄は10月14日に、子会社の神栄テクノロジーが宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究提案に応募し、選定されたと発表した。選定されたテーマは「ガス中微量水分計の小型・軽量・ロバスト化(外部要因による影響を受けないようにすること)技術の研究」で、JAXAのほか、産業技術総合研究所および大阪大学とも共同で行うとしている。このことから宇宙関連銘柄として外せない銘柄だと言える。

【7751】キヤノン


キヤノンは宇宙ロケット事業に参入する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が手掛けるミニロケットの開発に参画。精密機器で蓄積したノウハウを生かし、機体の制御システムを供給する。宇宙開発に深く関わっていることから宇宙関連銘柄として注目していいだろう。

【9603】エイチ・アイ・エス


ANAホールディングスとエイチ・アイ・エスが共同で、宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペースに出資、資本提携したと発表している。出資額はHISが3000万円だ。PDエアロスペースは宇宙旅行などの商業運航を2023年12月に始めることを目指している。PDエアロスペースに深く関わっていることから宇宙関連銘柄として注目している。

【9202】ANAホールディングス


ANAホールディングスもエイチ・アイ・エスと同様に、宇宙機開発ベンチャーのPDエアロスペースに出資、資本提携したと発表している。出資額はANAホールディングスが2040万円になったと言う。ANAホールディングスもPDエアロスペースに深く関わっていることから宇宙関連銘柄として注目している。

株大臣のまとめ

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宇宙機の開発や、ロボット月面探査レースなど様々な企業が宇宙開発に力を入れている。国が主導する分野に民間企業が相次ぎ乗り出すことで、遅れていた日本の宇宙産業が活性化しそうだ。宇宙開発は今後の人類にとって必要不可欠な分野であることから、長期的に期待できるジャンルの銘柄だと考えている。