フィンテックとは新手の金融技術のことだ。金融関連サービスを革新的な新技術が担う時代となっている。フィンテックそのものが投資手法を変化させることもあるくらいで、投資家からは大きな注目を集めている。フィンテックと言えばビットコイン等の仮想通貨が想起されるが、仮想通貨以外でもフィンテックは社会に大きな影響を与えつつある。
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フィンテックを活用した投資が進む

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日本では近年、ロボアドバイザーが登場している。従来であれば、投資家は自分の力で投資銘柄を判断するか、証券会社等の担当者に依存するのが一般的であった。しかし、個人の判断力には限りがある。

また、証券会社の担当者やアナリストの予想も必ず当たるとは限らない。むしろ、相場が大きく変動するタイミングでは、市場全体が予想を大きく誤ることもあるくらいだ。ロボアドバイザーは人間ではないため、過去のデータ等から機械的に銘柄の売買等を行ううえで役立つ。

投資から感情を排除したい、と考えている人々にとって、ロボアドバイザーは画期的な存在となる。さらに、ロボアドバイザーを活用した投資ではコストを抑えられるメリットもある。人が関わる部分が最小限に抑えられており、人件費が削減できるからだ。低コストで投資をしたいと考える投資家にとってもロボアドバイザーは大きな魅力を持つと言えそうだ。

SBI証券でもロボアドバイザーを利用した投資が可能

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インターネット証券最大手のSBI証券でも、すでにロボアドバイザーを利用した投資が可能となっている。手数料の安いネット証券は、若年層を含めた個人投資家に人気が高い。ネット証券最大手のSBIがロボアドバイザーを活用することによって、投資コスト等に敏感な投資家がロボアドバイザーの活用を進めると考えられる。

管理コストが下がれば投資家のみならず、証券会社にとってもメリットがある。ロボアドバイザーが力を発揮するのは、相場が急変し、人間の力では先行きの予測が難しくなる局面だ。2008年に発生したリーマン・ショックのような相場急落が今後発生した際に、ロボアドバイザーを活用した投資が市場平均や個人投資家、証券アナリスト等の判断と比べてどの程度の成果を挙げられるのか注目したい。

フィンテック関連最新情報関連銘柄が注目されている理由とは?

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フィンテック関連最新情報関連銘柄は、フィンテックの活用場面が広がりつつあることにより、注目を集めている。従来は金融機関の業務効率化や仮想通貨の普及など、ごく限られた部分でフィンテックの活用が進められていた。

しかし現在ではフィンテックが個人にも関わる段階になってきており、関連銘柄にも投資資金が流入しやすいのではないだろうか。個人投資家にとって身近な投資においても、ロボアドバイザーの登場によってフィンテックの活用が進められている。多くの投資家がフィンテックを身近に感じれば、将来性に期待して関連銘柄に投資する意欲が高まると考えられる。今後、投資の分野でフィンテックの活用がさらに進めば、投資家の関心は一層高まるだろう。

福ちゃん注目のフィンテック関連銘柄 最新情報

【8473】SBIホールディングス(株)

東京都港区に本社を置く。
ロボアドバイザーを導入するなど、個人投資家に支持される取り組みを多数進めているネット証券最大手だ。株式市場の回復を受けて業績好調であり、今後も投資家に支持される新規サービスの積極導入が期待される。今後はロボアドバイザーの成果に注目したい。

【3778】さくらインターネット(株)

大阪市中央区に本社を置く。
フィンテック関連ビジネスに積極的に取り組んでいる。データセンター運営に強みを持っている。フィンテック技術の発展でデータ処理量が増えれば、さくらインターネットに大きな恩恵がもたらされると考えられる。関連銘柄の筆頭格であり、フィンテックへの注目度が高まれば資金流入が高確率で見込まれる。

【4755】楽天(株)

東京都世田谷区に本社を置く。
楽天市場などのネット通販ビジネスで大手の立場を築いている。楽天グループとして通販のほか、金融、証券など多種多様なサービスを展開している。ロボアドバイザー普及が進めば証券ビジネスでもネット証券が存在感を増しやすくなる。

【8698】マネックスグループ(株)

東京都港区に本社を置く。
米国株取引に強みを持つネット証券大手である。米国株が好調なうちは業績好調が期待されるが、利上げ等の引き締め策で米株価の上値が重くなれば業績先行きが懸念される。フィンテックの積極導入等でネット証券他社との差別化を図りたいところだ。

【8604】野村ホールディングス(株)

東京都中央区に本社を置く。
店舗型証券の最大手である。店舗型証券は資産保有額の多い高齢富裕層を中心に安定した需要がある。しかし、相続や贈与により資産が若年者に移れば、ネット型証券の伸長に押される可能性がある。フィンテック活用によりコスト削減に取り組むなどして、経営の効率化を図る必要がありそうだ。

【8601】(株)大和証券グループ本社

東京都千代田区に本社を置く。
野村証券に次ぐ国内第2位の証券会社だ。ファンドラップ口座を積極アピールするなど、若年層の取り込みに力を入れている。フィンテックなど新技術で若年層の投資への関心が高まれば、大手としての知名度を生かしながら顧客取り込みにつなげたい。

【8697】(株)日本取引所グループ

東京都中央区に本社を置く。
東証や対象を傘下に持つ企業である。日本市場での取引が活発化すれば業績が上向く。日本では近年、若年層の投資への関心を高める取り組みが進められている。ロボアドバイザー普及等で投資が手軽に行えるようになれば、個人投資家の売買が活発化して日本取引所Gの業績に追い風が吹きそうだ。

福ちゃんのまとめ

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近年、ロボアドバイザーの登場により投資を手軽に行いやすくなっている。そのため、フィンテック関連銘柄として証券や関連ビジネスを営む企業への資金流入の可能性がある。