ビッグデータは、膨大な情報を意味する。オンライン環境で情報を結び付けやすくなったため、ビッグデータの活用が容易となった。そのため、ビッグデータをマーケティング等に積極活用する動きが見られる。ビッグデータを活用すれば、成熟しつつあったビジネスが再び成長できる可能性がある。他のビジネスとの融合も行いやすくなるからだ。ぜひビックデータ関連銘柄をチェックしてもらいたい。
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ビッグデータとは?

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ビッグデータの代表例は、購買履歴である。顧客の購買履歴をもとに、より適したサービスを提供できる可能性が高まるからだ。交通系ICカードのデータも貴重である。移動経路の特徴を把握することができれば、より効果的なマーケティングに生かせるからだ。

ビッグデータは意図的に収集することも可能だが、半ば自動的に蓄積されていくケースも少なくない。ビッグデータに対する注目が高まることで、データを保有する企業には大きな恩恵がもたらされることとなる。

さらに、観光客といった一時的な訪問者についても、スマートフォンからデータを収集するなどして、マーケティングに生かしやすくなる。ビッグデータはマーケティングの効率と効果を高めるうえでも役立つと言えよう。

ビッグデータが抱える課題

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マーケティングに役立つビッグデータだが、課題も抱えている。データを収集されることを望ましく思わない人もいるからだ。データを収集した企業のイメージが低下するリスクがある。
例えば、オンラインショッピングサイトで購買履歴をもとに新商品等をレコメンドする機能について、便利だと感じている人がいる一方で、不快にも思う人もいる。さらに、ビッグデータが悪用されれば、犯罪につながる可能性もある。交通系ICカードの乗車履歴をもとに、本人との接触を図る等のケースが考えられる。

ビッグデータの活用をさらに進める上では、リスクの低減も必要である。ビッグデータという新たなビジネステーマが登場したことで、データの安全性向上といった関連ビジネスにも恩恵が広がる可能性がある。

ビッグデータ関連銘柄が注目されている理由とは?

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近年、日本では訪日外国人観光客が増加している。日本では観光産業の振興を図っており、外国人による消費(インバウンド消費)拡大が目指されている。
ところが、外国人に対するマーケティングは困難だ。というのも、滞在期間中にアンケート調査等を実施できるとは限らないことや、言葉の壁によって外国人の意見を正確に把握しづらいことといったハードルがある。

そこでビッグデータを活用すれば、スマホの検索履歴やGPS機能等を通じて、外国人へのマーケティング効果を高められる可能性がある。データ分析に関する研究も進められていることから、ビッグデータ関連銘柄は日本の将来を支える存在になるかも知れない。さらに、関連ビジネスが豊富に出現しそうなテーマでもあり、注目が長続きしそうだとも言える。

注目のビッグデータ関連銘柄

【3680】(株)ホットリンク

東京都千代田区に本社を置く。
ホットリンクは、クラウドサービスを展開しており、SNS等に好ましからざる投稿がないかを監視している。特に、訪日外国人観光客の対応をサポートするビジネスに取り組んでいることから、ビッグデータ関連銘柄として注目されている。

【3690】(株)ロックオン

大阪府大阪市に本社を置く。
ロックオンは、東証マザーズ市場に上場している企業で、ネット広告の運用をサポートするサービスを行っており、ビッグデータの活用をはじめとする新規事業にも意欲的である。売上高は右肩上がりとなっている。

【3905】データセクション(株)

東京都渋谷区に本社を置く。
データセクションは、ビッグデータの処理や分析を行っており、ビッグデータ関連銘柄の代表格と言える。SNSに投稿された内容を分析するビジネスに取り組んでおり、自治体からの依頼も見られる。

【3666】(株)テクノスジャパン

東京都新宿区に本社を置く。
テクノスジャパンは、ソフトウェアの導入を支援するコンサルティングビジネスを行っている。近年はビッグデータの解析ビジネスに積極投資しており、新たなビジネス機会の拡大を図っている。売上高や営業利益は着実に増加しており、コンスタントな成長が期待できる。

【2158】(株)FRONTEO

東京都港区に本社を置く。
FRONTEOは、東証マザーズ市場上場の新興企業であり、売上高や営業利益の波が大きい。訴訟などにおけるデータ収集や分析を得意としている。無配として積極投資を行うなど、成長意欲が高い企業の1つと言える。

【2130】(株)メンバーズ

東京都中央区に本社を置く。
メンバーズは、Webサイト等の制作や運用に取り組んでいる企業である。SNSの活用に関するビジネスにも取り組み、増収増益基調が続いている。配当性向20%を打ち出しており、新規投資のみならず、株主還元にも一定の意欲を見せている。

【2488】日本サード・パーティ(株)

東京都品川区に本社を置く。
日本サード・パーティは、IT関連ビジネスを幅広く手掛けている企業である。1987年設立、2006年上場とIT関連企業としては比較的設立が早い。上場がジャスダックスタンダード市場であることからもわかる通り、急成長の期待は薄い。外資系企業からの受託業務が多く、国外景気動向の影響を受けやすい。

株大臣のまとめ

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ビッグデータ関連銘柄は着実な成長が見込めるものが多い。特にビッグデータの解析需要は今後も高まると考えられる。拡大する市場で果実を獲得できる銘柄を選んで投資したいところだ。