バンダイナムコは2017年夏に、東京で新たなVR施設を開設する予定だ。期間限定ではあるものの、多くの集客が期待される。バンダイナムコは2016年にもVR施設を期間限定で開設しており、さらにレベルアップしたVR技術が楽しめるのではないか。
downtown-2115495_960_720

VRへの注目度は高い

augmented-reality-1853592_960_720
VRは、ゲームをはじめとするアミューズメントビジネスの幅を広げるうえで有効だ。アミューズメント体験においては、リアル感に欠ける点が課題となることが多い。高いVR技術を活用すれば、少ないストレスで高いリアリティを楽しむことができる。

実際、バンダイナムコの新VR施設では、画面を見続けることで起こる乗り物酔いの症状を解消する技術が導入される見通しだ。新技術の導入で、これまでVRに不快感を覚えていた人々を含めたより幅広い層にVRの魅力を伝えることができると考えられる。

リアルな世界とのギャップを感じ、従来はアニメやゲームに関心がなかった層も多い。VR技術の高度化によってこうした層にもVRの魅力が広く認知されるかどうかが注目ポイントだ。

VRは集客の目玉になりうる

china-1797302_960_720
バンダイナムコは、VRによる集客を活用し、その他の施設にも誘客することを目指している。VRはまだまだ目新しさを感じる技術だ。そのため、VRに関心があるから、という理由で施設に足を運ぶ人もいると考えられる。

大規模ショッピングセンターがイベントによる集客に取り組むケースと同様に、VRは今後、集客の目玉になる可能性がある。スマホ普及に伴い、ゲームやアニメといったコンテンツに接しやすい時代になっている。そのため、わざわざ施設を訪れて、平凡なコンテンツを楽しもうと考える人は少ない。

VRはスマホでは楽しめない世界である。したがって、スマホの利用時間が長い若年層にとっても、訪問価値ありと判断されるのではないだろうか。

バンダイ新VR施設関連銘柄が注目されている理由とは?

san-francisco-2131951_960_720
バンダイの新VR施設は期間限定である。開設期間が限られていることによって、短期間で注目を集めやすくなっている。また、VR技術が年々向上していることも、関連銘柄への注目度を高めている。次は果たしてどのようなレベルアップが見られるのか、注視している人が多いからだ。

さらに、バンダイは2016年にすでに期間限定でVR施設を開設した実績がある。一定の集客が見込みやすいことから、バンダイナムコや関連銘柄に投資しやすい環境が整っている。VR技術は近年増加傾向の訪日外国人観光客に、クールジャパンをアピールする上でも有効だ。

日本が誇る優れたコンテンツにより親しんでもらう上でも、VR技術への期待は大きい。バンダイの施設はアクセス至便な東京・新宿に位置することから、観光客の来場も見込める。

福ちゃん注目のバンダイ新VR施設関連銘柄

【7832】(株)バンダイナムコホールディングス

東京都港区に本社を置く。
新VR施設を2017年夏に開設する企業である。おもちゃビジネスで高いシェアを誇っているが、少子高齢化が懸念材料だ。VRビジネスをはじめとする新規性あふれる事業が、業績の将来性の明るい見通しを持たせている。

【3907】シリコンスタジオ(株)

東京都渋谷区に本社を置く。
3次元のCG技術に強みを持っている。VR空間を作成するためには、2次元ではなく3次元の世界観を確立する必要がある。バンダイ新施設によりVRへの注目度が高まれば、高いCG技術を有するシリコンスタジオにも注目が集まりそうだ。

【6629】テクノホライゾン・ホールディングス(株)

愛知県名古屋市に本社を置く。
投影機などの機器ビジネスを営んでいる。VR施設では多数の投影機が使用される。同社が扱う機器は学校やオフィス向けが多いが、新たな納入先としてVR施設が増えれば業績にとって追い風となる。VR施設の成功に期待したいところだ。

【6758】ソニー(株)

東京都港区に本社を置く。
AV機器ビジネスを営む大手企業である。国内外で高い知名度があり、音楽や映画ビジネスのほか、ゲームビジネスにも取り組んでいる。高い技術を有するソニーは、VRをはじめとする新技術の普及による恩恵を受けやすい。

【6731】(株)ピクセラ

大阪府大阪市に本社を置く。
チューナービジネスが主力である。しかし、チューナーの需要が大幅に増えることは期待しづらい。そのためピクセラは新規事業の開拓に積極的な取り組みを見せている。AVソフト製造に取り組んでおり、VR技術の導入も期待される。

【3668】(株)コロプラ

東京都渋谷区に本社を置く。
スマホゲームビジネスにより業績を急激に伸ばした。「白猫プロジェクト」が大ヒット作として業績に大きな貢献を見せたと言える。ガラケー向けゲームビジネスの衰退に負けずに生き残った。業績好調が続くうちに、VRを含めた新規事業への積極投資が期待される。

【2432】(株)ディー・エヌ・エー

東京都渋谷区に本社を置く。
キュレーション事業の失敗により、ゲームビジネスへの回帰を余儀なくされている。経営体制の変化などで立て直しを図っているが、ゲームビジネスでも新規性のある提案をしなければ業績回復は期待しづらい。VR技術をうまく活用して急浮上できるか要注目だ。

福ちゃんのまとめ

woman-1418848_960_720
バンダイの新VR施設は多くの集客を見込める。VR技術の向上を確認できる場でもあり、関連銘柄への資金流入が期待される。