エアバック関連銘柄

自動車業界で大きな問題が起こっているな。自動車のエアバックを扱うタカタが、欠陥エアバッグの大規模リコール問題で経営が悪化し、早ければ来週にも東京地裁に民事再生法の適用を申請するとしている。負債総額は1兆円超とみられ、自動車業界に衝撃が走っている。
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タカタ民事再生法

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タカタは、長年世界中の自動車にエアバックを提供してきたエアバックの大手企業だ。タカタのエアバッグのリコール問題は、数年前から世界中で発生しており、アメリカなど海外で死亡者が16人となっており、負傷者がなんと180人を超えるなど問題となっている。リコールの対象は、世界中で1億台にも膨らみ、リコール費用も総額で約1兆円を超える金額となってしまった。

タカタの再建計画では米自動車部品メーカーの「キー・セーフティ・システムズ」が、今までタカタが製造販売していたシートベルトなど、タカタの主要事業を総額2000億円で買収し、新会社を設立すると言う計画となっている。気になるリコール費用などの債務だが、債務は旧会社に残し、弁済を担うとしている。今までタカタの主要製品だった商品の安定供給を維持するために、取引銀行はタカタの下請け会社などへの資金支援を続けるとしている。

エアバック関連銘柄が注目される理由

今回のタカタ民事再生法問題の影響を受けて、日本の株式市場にも大きな影響を与えている。今まで自動車エアバックシェアのトップ企業だっただけに、このまま事が進めば、他のエアバッグ企業へシェアが流れる可能性は充分にある。自動車業界に激震が走るニュースだが、他社エアバック企業にとっては、ビジネスチャンスになる可能性があるとして、注目されているテーマ株ではないだろうか。

福ちゃんが注目しているエアバック関連銘柄

【4202】(株)ダイセル

大阪市北区に本社を置く。
ダイセルは、たばこフィルター用トウで国内シェア100%、自動車エアバッグ用インフレ―タでも世界トップ級の企業だ。エアバック用のインフレータで強みを持っており、今回のタカタ倒産でエアバックシェアが同社に移行する可能性がある。エアバック関連銘柄として本命銘柄かもしれない。

【3526】芦森工業(株)

大阪市西区に本社を置く。
芦森工業は、シートベルトやエアバッグなどの自動車安全部品が主力の企業だ。さらに産業資材や消防用ホースなども手掛けている。ダイセルほどのエアバックシェアはないが、同社に需要が流れる可能性は十分あると考えると、外せない銘柄ではないだろうか。

【3569】セーレン(株)

福井市毛矢に本社を置く。
セーレンは、繊維品の染色加工を展開しており、自動車のシートや内装資材が主力となっている。さらにエアバックも手がけておりエアバック関連銘柄として外せない。セーレンにもエアバックシェアの流れが来ることも考えられるので期待の銘柄だ。

【7208】(株)カネミツ

兵庫県明石市に本社を置く。
カネミツは、自動車のエンジンに使われるプーリで国内トップの企業だ。さらに自動車ミッション部品やエアバッグまで展開していることから、外せない銘柄だ。カネミツは日本の自動車メーカーと契約をしており、今後、エアバックのシェアがカネミツに流れる可能性がかなりある。カネミツもタカタの代替需要に期待できる企業だな。

【7291】日本プラスト(株)

静岡県富士宮市に本社を置く。
日本プラストは、自動車の内装樹脂部品を製造している企業だ。ステアリングやエアバッグ、内・外装品を手掛けており、ホンダと日産と契約している。エアバッグ関連銘柄としては多少弱い気もするが、今後需要が急増する可能性をひめた銘柄だと考えるぞ。

福ちゃんのエアバック関連銘柄まとめ

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タカタの民事再生法の適応が最終段階に入ったことを受けて、エアバック業界に大きなビックチャンスがきていることになる。数年前のタカタエアバックリコールが出た時もエアバック関連銘柄は急騰していることを考えると、今回も急騰する可能性がある。長期的に続くテーマ株ではないかもしれないが、チェックしておく価値は十分にあると思う。