ウィンターストック関連銘柄

いつもブログを読んでくれている皆様、調子はどうでしょうか?
猛暑が予想されたものの8月半ばには暑さが和らいだ日本はこれから、秋を経て冬に向かっていく。冬にはクリスマスや年末年始の帰省といったイベントがあるほか、冬ならではのスポーツ等を楽しむ人もいる。日本企業の好業績に対する評価と合わせて、ウィンターストックに関心が集まることも期待される。

クリスマスや年末年始には消費が拡大しやすい

日本ではデフレこそ脱却したものの、依然として物価上昇率は低迷している。個人消費が伸び悩んでいることが一因だ。しかし、低価格が売りの鳥貴族が値上げを発表するなど、個人向けビジネスにおいて値上げの動きも出始めている。足元では衆議院解散に向かっているほか、FRBが資産規模縮小を決めたことなどもあり、相場環境は良好と言える。今後も相場の好調が続けば金融資産の増加も後押しする形で、クリスマスや年末年始に消費拡大が期待できる。衆議院選挙に向けて安倍政権が消費税の10%への増税分の使途を一部変更し、教育分野の予算に回すことを検討している。子育て世帯にとっては明るいニュースであり、子供向け製品等の売上がクリスマスプレゼントの高額化やお年玉の増加によって後押しされる可能性がある。

日本の冬を楽しみたい訪日外国人客にも期待

日本は近年、訪日外国人観光客数の増加に沸いている。爆買いなどの大量消費の動きは衰えたものの訪日客数自体は増え続けており、観光産業に大きな恩恵をもたらしている。特に、モノ消費からコト消費へと消費対象がシフトする中で、日本ならではの体験に高い関心を持つ外国人が少なくない。冬場について言えば、スキーをはじめとするウィンタースポーツを楽しむ目的で来日する外国人が見られる。特に、東南アジア地域など降雪が見られない国からは、ウィンタースポーツを楽しむだけでなく雪景色を眺める目的での訪日旅行をする人もおり、スキー場ビジネスの他、山間部などのウィンターリゾート施設等にも恩恵がもたらされそうだ。大雪が交通機関を麻痺させるなどして冬場はインバウンド需要を取り込みづらくなるケースもあるが、四季のある日本ならではの体験を提供することでインバウンド消費を喚起したい。

ウィンターストック関連銘柄が注目されている理由とは?

ウィンターストック関連銘柄は、景気回復が進んでいることや、個人を対象とするビジネスで値上げの動きが見られていることなどから、冬に向けて個人消費の伸びが期待できるため注目を集めている。また、インバウンド需要に期待できるスキー場施設やリゾートの他、インフルエンザ等の感染症対策に役立つマスクや医薬品の製造・販売など様々なビジネスにとって冬場がチャンスとなることもウィンターストックへの関心を高めている。さらに、厳冬となった場合には除雪ビジネスが、暖冬の場合には温泉施設等への旅行の好調が見込みやすくなるなど、気象状況に関わらず何らかの銘柄が恩恵を受けることになる。ウィンターストック関連銘柄は幅広いため、小型株、割安株、高配当株など投資しやすいタイプの銘柄を見つけやすい点も魅力だ。

ウィンターストック関連銘柄・福ちゃん注目の直近チャート

【6040】日本スキー場開発(株)


東京都渋谷区に本社を置く。

【5909】(株)コロナ


新潟県三条市に本社を置く。

【4519】中外製薬(株)


東京都中央区に本社を置く。

【7974】任天堂(株)


京都市南区に本社を置く。

【3313】ブックオフコーポレーション(株)


相模原市南区に本社を置く。

【3099】(株)三越伊勢丹ホールディングス


東京都新宿区に本社を置く。

【9873】日本KFCホールディングス(株)


横浜市西区に本社を置く。

ウィンターストック関連銘柄・福ちゃん的解説

ウィンターストック関連銘柄 <6040>日本スキー場開発(株)

スキー場ビジネスに取り組んでいる。全国各地に多数のスキー場を抱えていることから、特定地域において降雪が少なくても影響を抑えられる。インバウンド需要により業績が後押しされる可能性がある。近年は降雪機の導入を強化したり、グリーンシーズンの収益を拡大させたりとリスク分散を進めている点も評価できる。

ウィンターストック関連銘柄 <5909>(株)コロナ

石油ストーブ等の暖房器具を製造・販売している。給湯器「エコキュート」でも知られる。冬の寒さを乗り切るために暖房器具を更新する家庭があることから、冬に向けて売り上げ増に期待できる。厳冬になればなるほど暖房需要が高まりやすい。

ウィンターストック関連銘柄 <4519>中外製薬(株)

抗インフルエンザ薬「タミフル」を製造している。冬場にはインフルエンザが毎年のように流行するため、タミフル需要が拡大する。感染症の大流行が起きれば多くのウィンターストックにとっては逆風となる中、医薬品やマスク製造企業は数少ない恩恵に期待できる銘柄だ。

ウィンターストック関連銘柄 <7974>任天堂(株)

ゲームビジネスに取り組んでいる。スマートフォンで手軽に楽しめるアプリゲームが人気となっている時代の中でも、スイッチ本体やソフトの販売は好調だ。クリスマスや年末年始にはプレゼント需要の他、自宅でゲームを楽しみたい層により売上が伸びやすい。

ウィンターストック関連銘柄 <3313>ブックオフ(株)

中古書店の他、近年は家電の取り扱いを行うなど総合リユースビジネスを目指している。インターネット買取やフリマアプリ等の勢力拡大が懸念されている。年末の大掃除等で出た不用品の買取が好調に進めば、魅力的な商品を店舗に並べることで収益を伸ばしやすくなる。

ウィンターストック関連銘柄 <3099>(株)三越伊勢丹ホールディングス

百貨店ビジネスに取り組んでいる。近年はインターネット通販などに押される形だったが、インバウンド需要等により持ち直している。年末年始はクリスマスやお歳暮、新春バーゲン等のイベントが目白押しであり、大きな収益を上げるチャンスと言える。

ウィンターストック関連銘柄 <9873>日本KFCホールディングス(株)

ケンタッキー・フライド・チキンで知られる。クリスマスにチキンを食べる家庭が少なくないことから、クリスマスには需要拡大が期待できる。自社店舗で使用できる商品券を株主優待として提供しているほか、配当利回りも足元で2%以上あるため個人投資家が買いやすい銘柄とも言える。

ウィンターストック関連銘柄・福ちゃん的まとめ

ウィンターストック関連銘柄は、冬に向けて景気回復への実感が高まれば大幅上昇しやすくなる。ウィンタースポーツ関連から感染症対策、クリスマス商戦や年末商戦に期待できる銘柄など幅広いラインナップから、自分の投資スタイルに合った銘柄を狙いたい。