新型iPhoneの発売を前にすでに大注目を集めているアップル関連。今回はアップル関連銘柄について紹介していこうと思う。アップル社はiPhoneやiPad、Macbookなどを製造する米企業だ。アップルはスティーブ・ジョブズ氏のもとで大きな発展を遂げた。ジョブズ氏の死後も高いブランド力を背景に多くの販売数を誇っている。アップルとの取引が実現すれば、企業収益に大きく貢献することとなる。
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アップルブランドは不滅

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アップルは世界各地で高いブランド力を誇っている。製品品質も高く評価されてはいるが、「アップルだから買う」という顧客層が厚く、安定した売り上げにつながっている。一時的にiPhone等の製品の販売台数が落ち込むことはあるものの、アップルファンからの根強い支持のもと、収益を確保し続けている。国内では携帯電話会社大手3社がともにアップル製品を取り扱うなど、消費者との接点も豊富である。

アップルのコアなファンではない人々にとっても、アップル製品は身近であり、スマートフォンやタブレット端末、コンピュータを購入する際に候補になりやすい。利用者が多いため、アクセサリー等の関連製品の選択肢も豊富で、さらにアップル製品の魅力度を高めている。

競合サムスン電子の不調はアップル関連銘柄にとって追い風

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2016年には、スマホ市場でアップルの強力な競争相手であったサムスン電子が、バッテリー発火問題で失速した。航空機の運航に支障をきたすなどした結果、サムスン製スマホの問題点が大きく取り上げられることとなった。Galaxyブランドは一定の評価を得ており、ファンもいただけに、サムスンにとっては大きな痛手であった。結果として、アップルを含めた競合他社の製品が売れやすい環境が整ったと言える。

アップル関連銘柄はアップル製品の販売動向に大きく株価が左右される。したがって、サムスンのスマホバッテリー問題は、アップル関連銘柄にとって大きなプラスの影響を与えたと言えよう。さらにサムスン電子は韓国の政治の不安定さの影響も受けている。アップル関連銘柄へのさらなる追い風が期待される。

アップル関連銘柄が注目されている理由とは?

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アップル関連銘柄が注目されている理由は、アップルの製品が大量生産される点にある。ひとたびアップル製品に部品が採用されれば、一気に高額の収益を確保できるのだ。そして、アップルは定期的に新製品を発表する。アップルファンの中には最新技術を搭載したスマホ等を使用したいと考えている人が少なくないからだ。結果として、アップル関連銘柄は、新製品にも部品が採用されるかどうかで業績が大きく変動する。そのため、投資リスクは高いものの、株価が急上昇する可能性にも期待が持てる。

テーマ株投資を通じて、短期間で大きく資金を増やしたいと考える投資家にとって、アップル関連銘柄は適した投資先と言えよう。アップルの新製品情報をキャッチしつつ、恩恵波及を期待して関連銘柄を保有する投資家がおり、値幅取りが行いやすいメリットもある。

福ちゃん注目のアップル関連銘柄

【6981】(株)村田製作所

京都府長岡京市に本社を置く。
電子部品を製造する大手メーカーである。セラミック技術に強みを持っており、スマホ向け部品を多数製造している。日本国内のスマホのうち、アップルが多くのシェアを占めていることから、アップルとの取引状況が村田製作所の業績に影響する。

【6753】シャープ(株)

大阪府堺市に本社を置く。
液晶技術に強みを持つメーカーである。台湾の鴻海傘下で再建途上ではあるが、業績が黒字転換するなどして回復企業である。液晶技術の高さは国際的にも評価されており、スマホやタブレット等のディスプレイにも豊富な採用実績を持つ。

【6770】アルプス電気(株)

東京都大田区に本社を置く。
電子部品を製造する大手企業である。スマホ向け部品の販売を行っている。日本国内のスマホ台数が今後急伸することは考えにくいが、新技術を搭載したスマホが登場する可能性が高い。アルプス電気は新たなスマホ向け部品の開発に積極的であり、アップルを含むスマホメーカーへの提案力が優れていると言える。

【6963】ローム(株)

京都府京都市に本社を置く。
半導体素子ビジネスやセンサービジネスに取り組んでいる京都企業だ。センサーはスマホ向けに製造している。アップルとの取引では多くの数量の部品を安定した高品質で提供することが求められるため、部品製造実績が豊富なローム製品は採用されやすいと考えられる。

【6740】(株)ジャパンディスプレイ

東京都港区に本社を置く。
シャープと並んで日本の主要な液晶メーカーである。従来は日立や東芝、ソニーに分かれていた液晶パネル事業が統合される形でジャパンディスプレイが生まれた。収益性に課題はあったものの技術の高さは当初からあり、アップルが求める品質をクリアできる技術を有していると言える。

【6794】フォスター電機(株)

東京都昭島市に本社を置く。
スピーカー関連ビジネスを行っている。外出先でも手軽に音楽を聴いたり、語学学習をしたりしたいといった要望を持つ人々が、音楽プレーヤーからスマホへと利用機器をシフトさせている。そのため、スマホ向けスピーカー需要が高まり、フォスター電機にとっては追い風となっている。

【6962】(株)大真空

兵庫県加古川市に本社を置く。
水晶部品メーカー大手である。PCやスマホ向けに部品を製造しており、海外への部品輸出にも取り組んでいる。研究・開発への積極的な投資姿勢も見せていることから、アップルを含めた企業からの要求に迅速かつ的確に応えられる体制を整えていると言える。

まとめ

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アップル関連銘柄は、投資リスクは高めであるものの、短期間で大きな利益を狙いやすい。アップルとの取引企業には大企業も多いことから、仮にアップル関連銘柄としての魅力が低下しても、一定の収益は確保できる可能性が高い。したがって、中長期的な視点も持てるのであれば、アップル関連銘柄への投資を検討して見てもよいと言える。